オンラインゲームについてちょっと考えてみる。
現在、運営会社の基本的な収入源は以下の3つかと思う。

  1. ゲームの月額料金
  2. ゲーム内アイテムの販売
  3. 広告収入

ここで、どういう料金体制がベターか(ユーザ数が増えるのか)を
ちょっと(論理的に)考えてみた。
 
まず、ゲーマーの人数(世界中の人口といっても良い)/時間(人の寿命は決まってる)は有限であり、
ユーザを拡大するためにはコンシューマゲームのユーザを引き込む必要がある。
で、コンシューマゲームとオンラインゲームを比較し、戦える部分を模索。

  • コンシューマゲーム(オフラインゲーム)
    • 基本的には売り切りで6000円程度
    • パッチ等の提供は必要だが、基本的にはメンテ不要
    • 追加コンテンツなどで収入源を増やすことも可能
    • ものによってはオンライン対戦や協力プレイも可能
    • ゲームの終わりが(基本的には)ある
  • オンラインゲーム
    • ソフト自体は無料の物が多い
    • 開発費の他にサーバ等の費用が発生する
    • 月額料金やアイテム料金が収入源
    • インターネットが必須
    • ゲームの終わりが(基本的には)ない

こうみてみると、オンラインゲームは圧倒的に不利な印象。
ハードの制約は比較しても意味が無いと思うので除外。
(パソコンもゲーム機も大体一家に一台はある世の中になりつつあるので)
こんな形で比較をしてみると、
オンラインゲームはコンシューマ(オフライン)ゲームに比べてユーザの費用負担が
大きくなりやすい要因を多く含んでいる。
一方、ソフトコンテンツとしては、拮抗している。
コンシューマゲームのコンテンツをオンライン化したりしているので、
ここで競うことは難しいと思う。
(どのコンテンツでも、タイトルによって出来不出来が異なるし)
そうすると、やっぱり費用で勝負をするしか無い気がする。
価格を抑えようとした場合、月額課金は論外。
(ゲーム期間とユーザの費用負担が比例関係なので)
アイテム課金と広告収入でやりくりする必要がある。