@メール

まおゆう魔王勇者を読んだ。
買った時は題名と表紙で買ったけど、
なかなか深い。
 
正直、魔王と勇者がうらやましい。
お互いに必要とし、必要とされる関係。
多分自分にはここまで思ってくれる人は居ないだろうし、
これからも出来ないんじゃないだろうか。
今の自分は誰からも必要とされてはいない、
海岸の砂粒やその辺に転がっている石のような存在で、
目だったところのない物だろう。
それでも誰かに拾われ、磨かれ、その人の宝物に成りたいと望んでいる。
恐らくまだ子供なのだ。
誰かに必要だと言われることで、
自分はこの世界に居ても良いのだという確証が得たいだけなのだ。